「掛け合わせ」をすることで唯一無二の存在になることを目指しています。
いきなり変な入りになってしまいましたが・・・
自分の「要素」「経験」「想い」など、代表的なものを3つくらい選んで掛け合わせることで新しいジャンルをつくりだすことができれば一番になれるんじゃないかと思ってます。
ちゃんと言うと、一番になれる自分に有利な領域を作り出せるんじゃないかって思ってます。

たとえば、「医者で弁護士のお相撲さん」が仮にいたらそれは唯一無二の存在ですよね。(大げさですが・・)
医者はたくさんいる。
弁護士もたくさんいる。
お相撲さんも(そんなにたくさんいないけど)たくさんいる。
※どの職業もなるのが難しいので考え方を変えればたくさんはいないのですが例として。

医者で一位になるのは難しい。
弁護士で一位になるのも難しい。
お相撲さんで一位になるのも難しい。

どの職業も(順位をつけるとしたら)競争相手がたくさんいるから一位になるのは難しい。
一位になるにも相当な努力が必要となるでしょう。
一位になってもマーケット環境の変化や自分のモチベーションやリズムによって維持するのは難しい。

「じゃあ新しい分野を作ってしまえばいい。そうすれば自分が一位なんじゃないか。」

という考え方を結構大事にしています。
それがブランディングであり、マーケティング戦略なんじゃないかと思ってます。

「料理家」という職業で考えてみましょう。
「料理家」という職業の人はたくさんいますが、「料理家」で「子育てママ」になると絞られます。
「料理家」で「子育てママ」で「イラストレーター」だと結構絞られます。
「料理家」で「子育てママ」で「イラストレーター」で「食品会社勤務経験あり」となれば、ほとんどいません。
イラストレーターということであればフードスタイリングのセンスがありそうだし、食品会社勤務経験ありなら業界のことを分かっていそうだと思われるかもしれません。
 

唯一無二の存在になることができれば、はじめは周りも戸惑うかもしれませんが、存在が認知されれば仕事の依頼をする側もわかりやすいし、リターンも想像しやすいと思います。
現在面談させていただいているNadia Artistsの皆さまにはこのようなお話しをさまざまな事例を挙げながらご説明させていただいております。

ベンチャー経営者が新規事業を考える時も同じなのかもしれません。
競合がたくさん参入している領域で戦うのもよいのですが、資金力で大手に勝てなかったり周りの環境に一喜一憂しないといけない。
新しい自分オリジナルで、尚且つ自分のバックグラウンドやノウハウが活かされる領域というのは「他社には決して見えない魅力的な市場」なのかもしれません。

答えは自分のバックグラウンドに隠されていると思います。
バックグラウンドの棚卸しは非常に重要だと思います。

僕自身、「音楽プロモーター」だったことが今の仕事に至った経緯となります。
「人をプロモートする」会社での経験×「インターネットメディア」運営会社での経験×「料理」。
これらの要素を掛け合わせることで今までなかったNadia Artistsという新しい領域を創造したいと考えていました。
※「Nadia Artists」の料理家さんを「Artists」と捉えているのは古巣「Sony Music Artists」トリビュートです。


唯一無二の存在になれるかは、今からの努力次第ではありますが・・ 
色んなことに、向き合います!



今日の一善:営業メンバーを居酒屋に連れて行った。IMG_1046