先日、今年結婚した女性社員とそのご結婚相手と3人で会食をさせていただきました。
創業以来OCEAN'Sに在籍している社員が結婚した時、(ご本人たちが嫌でなければ)こういった機会をつくってゆっくりお話しする時間を設けています。
ゲストの2人にはお値段問わず何でも好きなモノをご馳走するのが通例となっています。

ご本人たちの話をきいたり僕の結婚生活の話をしたり。
ビジネス以外の話が中心なのですが、一つだけお相手の方にお伝えしていることがあります。
当社は社員には仕事もバリバリこなして欲しいと思っていますが、家庭も大事にして欲しいと考えていること。
無理をさせたいと思っているわけではなく、家庭と仕事を両立させて、よい精神状態で日常生活を送ることができることを目指していること。
時には頑張るタイミングがあり、猛烈に仕事をすることも大切だと考えていますが、それだけではない。要はバランスを大切にしたいと考えていること。
家庭のためにも職場環境整備も努力します。
そんなことをお伝えします。

逆を返せば、お相手の方にはその社員が健やかに過ごせるよう、業務に取り組むことができるようにご家庭サイドはお願いしますね。
ということも、要求はしていませんが示唆してしまっているのかもしれません。

その人の幸せは仕事だけでも家庭だけでも成り立つことが出来ず、会社もパートナーもその人のために努力する必要があるのだと思います。
双方が協力しあうこと。
会社と家庭が適度な距離感で信頼関係がある状態はその働く人にとって快適な環境をもたらすのだと思います。
自分自身数多くの失敗や経験を繰り返しており、反省を繰り返し...働く人が幸せそうに恒久的にベストパフォーマンスを出すことは何なのかを自問自答した現在の考えなのですが。


OCEAN'Sの前身の会社が今月から11期目に突入し、経営者としては丸10年以上が経過しました。
仕事と家庭。
社会と個人。
市場と家計。
人の幸せにそれぞれがどう関わってくるのかを考えて経営していかねばならぬと感じています。


今日の一善:スマホを弄るときに立ち止まった。