よく有名人・著名人などの「会社を辞めて独立したら周りから人が居なくなった」「肩書きがなくなると周りの人が手のひらを返した」「調子が悪くなると人が離れていった」というエピソードから、その中でも自分は折れること無く努力し、今の成功を勝ち取った的な美談展開をよく聞きます。
その手の話にはいつも疑問を感じます。

もし上述の話があるのであれば、つまりそれまでの自分の行いが自分に返ってきただけであり、離れて行った人が悪いわけではなく、周りは離れていくチャンスを伺っていたのかもしれません。
周りの人の行動は自分自身の鏡。
それまでの自分自身に問題があったのかもしれません。
その肩書きの中で自分は横柄な態度をとっていたのかもしれませんし、調子の良い時に羽目を外していたのかもしれません。

果たして周りの人が悪いのでしょうか。
自分が原因を生み出しているのでしょうか。

一方で仕事を変えたり、肩書きを捨てたりするとこういう事態に遭遇するので成長や気づきのポイントになるかもしれませんね。
病める時も、健やかなる時も変わらず隣人を大切に過ごしていきたいものです。
自戒の念を込めて。


今日の一善:全社員と話した。