世の中にリーダーシップとは?マネジメントとは?という議論が溢れています。
「リーダーは隙を見せるくらいがちょうど良い」
「サーバント型リーダーシップがこれからの主流。皆を引っ張るのではなく、まず奉仕せよ」
「社員と飲みに行ってはいけない。適度な距離をとろう」
etc...


正直どれもしっくりこない。
果たしてこういった小手先の態度で人がついてくるのだろうか。
多くのコンサルの方がおっしゃるようにマネジメントはテクニックなのだろうか。

僕自身もこれまでたくさん失敗し、色んな人から色んな事を言われて自問自答した日々もありました。
何をやっても上手くいかない時期もありました。
その中で現在の自分なりに一つわかったことがあります。
※自問自答はまだ続いています。

「ウソはつけない」ということ。
想っていることにウソはつけないし、自分のキャラクターにもウソをつくことはできない。
絶対に見抜かれる。
自分自身にも相手にも(良いところも悪いところも)ウソなく(ポジティブに)対応していくのがリーダーシップなのだと今は理解しています。

弊社では幹部メンバーにも、日頃の素行はリーダーシップに影響すると話しています。
日頃の「素行」こそがウソのない真実なので。
素行や元々の思考がよくないのに会社内だけで演じることはできない。
立派なリーダーになる、マネジメント層になることは組織内での振る舞いだけではなく、家族や友達との接し方ですら大きく影響するのではないかと思います。

立派なリーダーになるにはメンバーに対する小手先の対応術を実行するのではなく、今自分はどうやって生きているのかに向き合う必要がある。
毎日、健やかに心穏やかに品行方正に、清潔な格好をして適度な運動をすることはリーダーシップの基礎だと考えています。
そうすれば人に対してOpen&Positiveに接することができる。
相手を思いやることができ、理解しあえる。
それこそが第一歩なんじゃないかな、と。
(勿論、道半ば。)

今日の一善:エスカレーターを歩かなかった。