おはようございます。
おととい12/27(金)で弊社は2019年のお仕事納めをさせていただきました。
みなさま、ありがとうございました。
僕はというと、毎年のごとく実家で家族や親族と平穏に過ごす予定です。

2019年は非常に変化のある年だったと思います。
OCEAN'SでいけばNadiaは8年目に突入しデイリーユーザー数70万人の到達など会社としては大きく前進した年でした。


一方で、社会にも大きな変化が起こりだしたと感じています。
2019年4月からはじまった働き方改革。
2020年4月からは300万社以上ある中小企業にも適用されます。
労働時間の減少ですね。
さらに人口減少による、労働人口の低下。
働く人の労働時間も、働く人も減っていきます。
企業は大変です。

その状態でAIの登場やさまざまなASPサービスの選択が可能となり、企業としても「働く人が必要ない」時代への加速しています。
僕が新卒入社した15,6年前から考えても、多くの仕事がなくなりました。
そもそも僕がやっていた職種もなくなりつつあるようです。
「働く人が減る」✖「働く時間が減る」✖「働く人が必要なくなる」。
すごい変化です。

2020年からは働く人の数ではなく、働く人の質が更に重要になると思います。
企業としては数で圧倒する労働集約モデルから、仕組みや知恵をつかったビジネスモデルに移行する必要があります。
最小限でより筋肉質な企業をつくらねばならない。

もはや死語なのかもしれませんが、学歴社会も徐々に消えていくでしょう。
よい大学に入って大きな企業に入ることの強みは大きく減少し、自分の強みをどうパフォーマンスしていくのかが重要となってきます。
大学に行っていない優秀なエンジニアさんにニーズがあるのは一つのわかりやすい例です。
偏差値の高い大学を出ているから、キャリアがあるから、年齢が上だからという理由で好待遇を望むことは難しい。
むしろその企業へのカルチャーフィットの方が好待遇になることが多い。
学歴がなくても、若くても、キャリアがなくても、この時代の流れを理解することでいつでもリーダーになるチャンスはあります。

女性の社会進出という言葉が使われて久しいですが、それも解釈が少し変わるでしょう。
そもそもバリバリ働くことだけが人の幸せではありません。
(特に女性に対して思いますが)22,23歳で大学を卒業してキャリアを積むということ自体おかしいと僕は思っています。
家庭を作る、子どもをつくるという選択肢を女性に十分考えてもらうためには、18、19歳くらいから社会に出る選択肢を持ってもらった方がいい。
大学にいかなくてよいという意味ではありません。優秀な女性には高校や大学もどんどん飛び級させて早く卒業してもらって社会に出てもらった方がいい。


2020年から企業は変化を求められます。
従来型の経営では利益を創出することも難しくなってきます。
年功序列やフォーマットにはめた組織戦略では成長できない。
同時に働く人も意識を変化させていかねばならないでしょう。
会社に依存するのではなく、会社を活用していく、会社から必要だと思わせる。
双方に意識の変化が求められると思います。
お互いがお互いにとって本当の意味で価値のある存在にならないけばならないでしょう。