こんにちは。
かなり更新期間があいてしまいました。
今年初のブログとなります。
今年も仕事にトレーニングに邁進いたします。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


さて、弊社では毎週月曜日に全体会議というものを実施しており、全社員(30名ほど)の皆さんに対して経営トップの考えを話しています。
経営の話、メディア戦略の話、プライベートな話などなど、多岐に渡っておりますが。

今週は僕がリクルート時代に受けた360度サーベイの話をしました。
リクルートには他者から自分を評価してもらう制度がたくさんありまして、新入社員1年生が全ての先輩方から良いところと悪いところのご指摘を受けるJDP、JDPのリーダー版のLDP、360サーベイ、上長がクライアントさまの元へ訪問し、「うちの営業マンはちゃんと仕事してますか?」とアンケートを取りに行くクライアントアンケート(正式な名前は忘れました)などがあります。
(今もあるのかな?)

特にJDPは結構激しくて、1人の新入社員1年生に対して2,30人の先輩が順番に弱点を指摘するというものです。(もちろん良いところも言います)
僕はリクルートは中途入社でしたので、経験していませんが知る限り90%以上の新入社員1年生が涙を流していました。
かなり激しいので、絶対に受けたくないと思っていました。

で、僕はというとリーダーになる20代後半に360度サーベイを経験したのです。
今でこそ年も重ね、図太くなってきましたが、当時はもっと繊細で。
360度サーベイを受けなさいよと通知が来たときに非常に嫌な気持ちになったことを覚えています。
案の定、たくさんのご指摘をいただきました。
(良いことも書いていただきましたが、それはそれで。)

「暑い、寒い、疲れた、などは言わない方がいいですよ....」
「いつも難しい顔をして、オフィスを歩いています...話しかけにくいです」

この2つは結構グサりと来ました。
周りのモチベーションを下げるので止めてくださいということだと認識しました。
上長からの対面の指摘ではなく、メンバーからの匿名の指摘なので結構辛いです。
自分でも気付いてないことがたくさん。
「えー、そんな弱みあるの!?」みたいな。
でも世論がそう言うならそうなのだろう、これじゃ成長はないなと思いまして少しずつ改善する努力をはじめたのです。
自分の弱みなんてそんなものかもしれません。


今週の弊社の全体会議で「昔こんな感じの指摘を受けまして...反省しました」とメッセージし、人からの指摘を受け入れるのは大切なのだなということをお伝えしました。
自分で言うのは結構勇気も必要だったのですが。


10年以上経ち、少しマシになっているのなら、人は「気付く」→「変わりたいと強く想う」→「変わりはじめる」→「習慣化する」ことができると思います。
耳をふさぐことは安易ですが、それではいつまで経っても同じステージにいることになるでしょう。

人生の要諦は「自分の意識を変革させ続けることなのである」と最近は認識しています。
自分が変わるのが最も容易であるから。
日々是勉強です。


今日の一善:コンビニのレジの店員さんに目を見て「ありがとうございます。」と伝えた。