こんにちは。
なかなかブログの更新頻度は相変わらずですが、頑張って参りたいと思います。

さて、最近出会った「存在承認(アクノリッジメント)」という言葉を意識しています。
みなさん、もしかしたら?聞き慣れない言葉かなと思いますが、要は「相手の存在を認める」という言葉、行為のことをさします。
「君がそこに存在していることを、僕はちゃんと気づいているよ」というメッセージをきちんと伝えること。
つまり存在を認めているということです。
相手は認められることで安心したり、モチベーションが高まるのです。

人間には承認欲求というものがあり、褒められたり必要とされると例え小さなことでもモチベーションが上がったり、意識が向上します。
逆に必要とされていないと感じたり、放置されると人はやる気を失う。

現代の会社のマネジメントは数年前とは変化しつつあり、「褒める」マネジメントなども幅広く受け入れられています。
僕が社会人一年目の時は叱られて叱られて、打たれて打たれてというマネジメントが中心でしたが最近は随分と変わってきましたね。
※僕は褒められて伸びるタイプじゃないので打たれて良かったですが。

今は人の考え方も多様化し、誰でも簡単に情報収集もできる。
人間は選択権をたくさん持ち、選ぶことができる。
会社生活の中だと、働く人は最適な環境で最適なパフォーマンスを発揮することを求めます。
我慢が美徳という考えも以前ほどは受け入れられないと思います。
そんな中で、「存在承認」という考え方は企業のマネジメントにおいて有用だと考えています。

では「存在承認」って具体的にどうやればいいの?という事になりますが。

・相手を名前で呼ぶ
・相手の変化に気づく(髪の毛を切った、新しいスーツ、ネイルなど)
・相手のファインプレーを見逃さずに褒める
・失敗したとしても、その中で得たものを明確にしてあげる(チャレンジしたこと自体の承認、学んだ教訓の承認)

など。
他にもまだまだありますが、わかりやすいのはこの辺りでしょうか。

マネジメントにおいて単純に叱るのではなく、褒めましょうと言われてもなかなかリーダーでも難しい話かと思います。
何のために褒めるの?
思ってもないのに褒めるの?
など。

しかし、「存在を承認する」という解釈であれば理解が良いのではないでしょうか。
良いことも、悪いことも、「貴方がいることをわかっている」という考え方は僕には非常に理解しやすいアプローチでした。


今日の一善:妻が作ってくれたお弁当を全力で喜んだ。