非常に久しぶりの更新になります。
世の中、コロナの影響は継続し、誰もが予測しなかった事態へと移行しています。
「コロナが落ち着いたら普通の生活に戻る」と思っていましたが、どうやらそうでもなさそうです。
今まで我々が想像もしていなかった世界がやってくると皆が感じはじめました。

周りにコロナに感染した人はいませんが、「生きる」「健康」「死」という3つのワードが頭をぐるぐるとループするようになりました。
経営者として会社を守らなければならない、雇用を守らなければならないという想いがある反面、基礎疾患がある社員が感染したら、そもそも何のために経営しているのかわからないなというジレンマに悩みました。

生きているからこそ、健康であるからこそ。
その延長に幸せがある。
仕事とはそのオプションの1つにしか過ぎない。
仕事が皆さんの中でどう位置づけられるのかを僕らは再定義しないといけないのだと感じています。

相手あってのことですし、一生懸命取り組まなくてよい仕事はありません。
仕事には真剣に向き合うべきで、我慢も必要です。
しかし大前提「目的」と「手段」を改めて考える必要があります。
一方でそれは、「人生=起業」として生きてきた、我々中小企業経営者やベンチャー経営者には難易度の高いことでもあります。


この先の未来がどう変化していくのか。
推測の範疇を出ず、誰にもわからない。
その中でも「人が心身共に健やかである」ということが最も重要であり、社会も企業も改めて向き合って議論することが必要なのだろうと思います。


・社員一人一人の特性やコンディションを理解し、多様な働き方をできるだけ許容する(時間、場所)
・(感染の有無にかかわらず)満員電車に乗らない(健やかとはほど遠い)
・自社だけでなくクライアントさん、パートナー会社さんと共存共栄する考え方を強める
・焦らなくていいように「経済のダム」(ある程度の内部留保、マネタイズのポートフォリオ、安定収益)を強化する
・社員同士の心のつながりを強化する


上述が今後弊社が一層取り組んでいこうと考えているところです。
「人が心身共に健やかである」ための、仕事とは何か。