Nadia株式会社 代表取締役社長CEO。
プロのレシピサイト「Nadia」、料理家及び料理研究家のマネジメント「Nadia Management」を運営しています。
アマチュアキックボクサー。ゴールドジム。食と料理と格闘技をこよなく愛する経営者です。

■Nadia
「写真がきれい」「つくりやすい」「美味しい」3拍子揃ったお料理や「食」「料理」に関する記事を配信しています。
https://oceans-nadia.com/

■Nadia Management
料理家、料理研究家、料理教室講師、管理栄養士が所属しています。
https://nadia-artists.com/

2017年05月

本日はあいにく雨ですね。
最近暖かく晴れた日々が続いていたので、少し残念ですがゴールドジムの中は雨で濡れる心配はないので頑張ります。

「一日一善のファンです!」
「一日一善楽しみにしています」

というお声をいただき、嬉しかったのでこちらで御礼を申し上げます。
ありがとうございます!

およそ2年前に毎日人に対して丁寧に接していこうと役員のOと共にはじめた一日一善。
毎日何気ない小さな「いいこと」を積み重ねること。
そしてその姿勢を社員みんなが持つことが大切だよね、それが組織文化を創るよね、ということではじめました。
強制ではないけれど、毎日全社に発信される業務日報の最下段に「一日一善」という項目があり、メンバー思い思いのことを書いています。
社員もパートさんも関係なく、緩い感じなんですが、僕は毎朝それを楽しみにしています。

「エレベーターの開けるボタンを押して後続の人を待った」
「ビル内であった知らない他社の人に挨拶をした」
「清掃担当の方に、いつもありがとうございます。と伝えた」
「タクシーの運転手さんに挨拶した」
「新しく入社する方の机を拭いた」
「トレイの洗面台に飛び散っていた水を拭いた」

という当たり前だけど難しく、大切にしたいことから・・

「疲れていそうな方にチョコを与えた」
「トリッキーな髪型で登場しオフィスに笑いを与えた」
「30歳以上の女性は無敵だと若手男子社員に教えた」

など、電車の中で思わず笑ってしまうものまで。
「あいつは今日何書いてくるのかな?」というのも楽しみにしているわけです。

会社のメンバーのファインプレーを見逃さないように、日報を毎朝じっくり読んでいますが時には辛いときもあります。
そんなときの「一笑い」は僕にとって大切なことです。


先日、採用面接で「最後に質問はありますか?」と尋ねたところ、
「OCEAN'Sが絶対に他社に負けないところって何ですか?」と問われました。
自分は面接で聞くが、逆に聞かれるとは思わなかったので少し面食らってしまいましたが、

「社員全員が全員を思いやっているところだと思います。」

と回答しました。
メディアもオフィスも売上も大きくなり、人も増えていますが、人間として大切なことを大切にしている。自然に自分の口からポロリとでた言葉がそういう回答で良かったなとなぜか自問自答してしまいました。


大きなビジョンも勿論、描きますが、一日の一善を紡いでいくことはなくてはならないことなのだと思います。



今日の一善:髪の毛が伸びて、パーマで毛先を遊ばせた理由をあらゆるメンバーに聞かれたが、愉快な返しでオフィスに笑いをもたらした。




















 

GWも明けて皆さま如何お過ごしでしょうか。
休みで身体がだるくなっている方もそろそろエンジンがかかってきた頃でしょうか。
僕のGWはというと大阪の仕事の合間に実家に帰り、父の誕生日をお祝い、母の日、お墓参りと家族とともに過ごす時間を少しいただきました。


さて、そんな新幹線での移動中に読んだ本でいいなと思ったこと。
「減点法じゃなくて加点法で人を見る」
とありました。

「自分が気にしていることを笑いにされた」
「同じミスを何度もする」
「いつも遅刻してくる」

人間はついつい人のあら探しをしてしまいがち。
でもそんな人でも

「お祝いごとには必ず駆けつけてくれる」
「 悩んでいるとき夜中まで付き合ってくれる」
「意思決定はいつも速い」

など、素敵なところもあるはず。
クリティカルなミスに目をつぶることはできませんが、できるだけ人を加点法で捉えていくといいと。

僕もついつい、人の粗が気になってしまいますが・・・
あまりそんなことを細かく気にしても意味がないので、、
その人のいいところ、いい行いをきちんと見て、お付き合いしていくことで相手のみならず自分の精神状態もよりよくなり、心は安定していく。

会社でのマネジメントも同じことかもしれません。
武田信玄が「我、人を使うにあらず。その業を使うにあり」という言葉を言ったように、リーダーは「その人の業(わざ)や良いところ」を使う、もしくは前面に押し出してあげることが重要なのでしょう。

前にも書きましたね、そういえば。
「チーターには陸上を走ってもらい、イルカには泳いでもらう」 


少しニュアンスは違いますが、最近キックボクシングのセコンドが楽しい。
自分が試合にでることよりも試合に出る仲間をいかに最高の精神状態でリングに送り出せるか。
その方が僕は楽しいなと感じています。

この人には強いワードで鼓舞した方が良いのか。
燃え上がらせた方がいいのか。
優しい言葉で心を落ち着かせた方が良いのか。
ボディタッチした方が言葉が染みこむのか。
オーバーリアクションで伝えた方が理解しやすいのか。

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写真は先日の仲間の試合。
セコンド業を褒められると嬉しい。笑

人の力を引き出せる人になりたい。



今日の一善:急な階段があったのでベビーカーを代わりに上まで運んだ

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