Nadia株式会社 代表取締役社長CEO。
プロのレシピサイト「Nadia」、料理家及び料理研究家のマネジメント「Nadia Management」を運営しています。
アマチュアキックボクサー。ゴールドジム。食と料理と格闘技をこよなく愛する経営者です。

■Nadia
「写真がきれい」「つくりやすい」「美味しい」3拍子揃ったお料理や「食」「料理」に関する記事を配信しています。
https://oceans-nadia.com/

■Nadia Management
料理家、料理研究家、料理教室講師、管理栄養士が所属しています。
https://nadia-artists.com/

2016年01月

4年前の本日、株式会社リクルートを退職したので明日2/1で経営者5年生となります。
まだまだ若造経営者ではあるものの、5年目となると社会人でも新人ではない時期にさしかかるわけです。
創業当時はオフィスを持つことや自分の会社で働いてくれる仲間に集まってもらうことなど想像できないほどの貧乏スタートでしたが何とかなるものですね。

「石の上にも3年」 「継続は力なり」 誰もが知っている格言ではあるものの、なかなか実践するのは難しい。
人間は基本的に弱い生き物なので、大変なことがあるとすぐに諦めてしまう。
自分の限界を決めてしまう。 最初に「これをやるぞ!」と一大決心するものの、色んな言い訳をつけて止める理由を探す。
他責にし自分自身に逃げ道をつくり、自分自身を納得させる。
いきなり大きな成果なんて出るわけがわけがないです。
「地道に愚直に」こそが最大の戦略。 一足飛びなどないと思います。

たった4年ですが、振り返るとそう感じます。
何も無かった新地に少しずつ仲間とコンテンツが集まる。 綿密な戦略や計画は立てますが、それ通りに進んだためしはほとんどありません。
だってそうじゃないですか? 状況なんてコロコロ変わるし、マーケットも変わるし、一緒に働いているメンバーの状況も変わる。
そんなもの最初から全部読めるわけないのです。 ほとんどの場合、目の前にある課題を全力で解決し続けるだけなんです。
それが振り返れば道になっているだけなんだと思います。

「つべこべ言わずにまずは目の前のことを全力で」が大事なんです。

良いことも続かないけど、悪いことも続かないので慌てることもありません。
良いときは波に乗れば良いし、悪いときは貝のように閉じれば良い。
「塞翁が馬」ということでしょう。
仕事だけじゃなく、趣味だってそうです。
やると決めたらやる。
気の遠くなる先の予定を立てるのではなく、とりあえずやってみる! それだけでしょう。

僕らはまだまだ何も成し遂げていませんが、ブレずに掲げた目標に向かってこれからも努力するだけです。
あんまり大きなことや遠い先のことを考えずに。
目の前のことをやり続けるのが大事だと考えています。
小さなことに一喜一憂せず、目の前のやるべきことを愚直にやる。
毎日毎日地味な作業の繰り返しなんだと思います。
明日からもそうやって僕らは進んで行きます。

株式会社OCEAN'S 葛城 嘉紀

最近、京セラの稲森さんの本を読む機会が多いのですが、稲森さんのベストセラー「生き方」の中で出会った面白い言葉があったので書いてみます。
「ノブレス・オブリージュ」 直訳すると、「高貴さは(義務を)強制する」ということを意味し、一般的に財産、権力、社会的地位の保持には責任が伴うことを指すようです。

以下、Wikiからの引用。 -------------------------------------------------------------------------------------------------------

倫理的な議論では、特権は、それを持たない人々への義務によって釣り合いが保たれるべきだという「モラル・エコノミー」を要約する際に、しばしば用いられる。最近では、主に富裕層、有名人、権力者が「社会の模範となるように振る舞うべきだ」という社会的責任に関して用いられる。 「ノブレス・オブリージュ」の核心は、貴族に自発的な無私の行動を促す明文化されない社会の心理である。それは基本的には、心理的な自負・自尊であるが、それを外形的な義務として受け止めると、社会的(そしておそらく法的な)圧力であるとも見なされる。 法的な義務ではないため、これを為さなかった事による法律上の処罰はないが、社会的批判・指弾を受けることもある。

--------------------------------------------------------------------------------------------------------

これは非常に面白い考え方だなと思いました。 地域社会においては地主さんの行動や考え方、世界規模で見ると先進国の役割など。
社会的に権力や発言力、影響力を持つ人ほど、周りに与える影響力を加味し行動しなければならない。
最近芸能界が揺れていますが、一部こういう考え方も必要とされるでしょう。 リーダーたるや、どういう行動をすべきなのか。
どういう考え方を持ち合わせるべきなのか。
いくらスキルや経験があっても、間違った方向にベクトffルが向かっている場合は負の力を生み出しかねない。 それでは組織が正しい道に進むはずがない。
リーダーは組織を正しく成長させることが必要なのだと思います。
また、自分がリーダーである場合、どういう人材に「要所」をまかせることが必要なのか。
どういうメンバーを評価するべきなのか。
自身の利益だけではなくて人のことを考えられる、全体最適を考えられるメンバーがリーダーに選任されるべきでしょう。

友達同士の関係でも、ビジネス上の関係でも人間の役割は同じだと思います。
スキルや経験だけでリーダーになることはないでしょう。
飲み会やパーティーの仕切りですら。

ここで少し興味深いと思った考え方も紹介します。
第一に深沈厚重(しんちんこうじゅう)
第二に磊落豪雄(らいらくごうゆう)
第三に聡明才弁(そうめいさいべん)

■深沈厚重(しんちんこうじゅう) どっしりとして重みがあり、落ち着いていて動じないこと。 寛容でいてかつ、威容も持ち合わせている様。 くだらないことには心を動かされない、確固とした己の信念を持ち合わせている姿を示す。 ※出典:呂新吾の呻吟語。

■磊落豪雄(らいらくごうゆう) 磊落とは大きな石がごろごろと無造作に転がっている状態を云う。 つまり型にはまらない。 細かいことに拘らず、度量が大きい様。

■聡明才弁(そうめいさいべん) 頭脳明晰で才があり、弁が立つ様。 つまり一番大事なのは「人柄や心」 二つ目に「勇気」 三つ目に「かしこさ」 と解釈できるようです。

自身が会社経営している中で感じることでもありますが、どれだけスキルが高くて経験があっても、それが正しく使われない場合は全く意味が無い。
そういったメンバーやパートナーに会社の意思決定を預けることはありません。
逆に少しくらい考えが足りないなぁと感じても「心」がある行動を取ってくれるメンバーにはどんどん意思決定してもらいます。
不格好かもしれませんが、ウソをついたり騙したりすることがなければ根本的に間違えることはありません。
人を大きく傷つけることはありません。

そして「勇気」。
僕らのようなベンチャー企業は新しいことにどんどん立ち向かわなければならない。 待っていても誰も何も助けてくれません。
営業なら地道な飛び込み営業、エンジニアは積極的に自身を高める環境作りに、誰に何を言われるでもなく進んで行かなければなりません。
「かしこさ」はその次くらいです。 もし、自分がリーダーになりたい、そしてリーダーとして色んなメンバーを率いているなら、「ノブレス・オブリージュ」ということです。

そこには責任があります。
深沈厚重であるべきです。
そして、その立場に居るなら「私」から「公」という考え方になるべきです。
日々生きている中で、感情的になることや後ろ向きになることも多々あります。
経営なんてしていると本当にたくさんそういうシチュエーションがあります。
そういった時に、言葉として記しておくこと、ワンワードで色んなことを思い出せる原点を準備しておくことが非常に重要ですね。
心の羅針盤のような。

株式会社OCEAN'S 葛城 嘉紀

新年あけましておめでとうございます。
2016年がはじまりました。
みなさま、昨年はありがとうございました。
料理家さん、クライアント様、パートナー会社様、OCEAN'Sメンバー。
本当にありがとうございました。
2015年、OCEAN'Sにとっては大きな飛躍の年となりました。
昨年の今頃は数人しか居なかったメンバーも今では20人ほどになり、3年前よりも少し大きくなりました。

ここまで成長できたのも本当にみなさまのおかげです。
本当に本当に、ほんとーに、ありがとうございます!!
2016年僕らは圧倒的に突き抜けます。
圧倒的な突き抜けとはメンバー個人が自らを極限まで自身を成長させ、そして企業は組織として社員個人に最大限サポートできる体制があって実現します。
社員と会社が共に成長を支え合う関係がそれを具現化します。
社員は自分が成長する機会を創り出して欲しい。 よく人と会い、よく本を読み、よく遊んで感性を磨いて欲しい。 会社は社員の個性を理解し、よく会話し、よく理解し、意思決定すべきです。
少しストイックな表現になりましたが、和気あいあいとした状況の中でもそれは実現できるはず。

相変わらず社内の飲み会やランチ会は多い会社ですが、飲んで食べてしゃべって語り合って作り上げる組織、いいじゃないですか!
個人的には僕は経営者として5年目を迎えます。
創業から色んなことがあり色々わかったことがあります。 一番分かったこと。
それは少しきれいごとに聞えるかも知れませんが、「会社というのは社員の夢を叶える組織」であるということ。
社員に幸せを運べない組織なんて存在している意味が無い。
それが会社なんだと。
経営陣の仕事はそれを愚直に遂行できるかどうか。
社長はそれに没頭できるかどうか。
そしてそれが好きな奴が経営陣をやればいいし、それが好きじゃない奴は別に経営をしなくていい。
それは良い悪いじゃなくて生き方の問題。
「全ての行動はだれかのために」これが全てなんだということを改めて理解しました。

そして僕が2015年学んだこと。 恥ずかしがらずに、斜に構えずに「ありがとう」をきちんと相手に伝えること。
「ありがとう」って言うのは非常に恥ずかしい。
でも、「ありがとう、貴方のおかげです」「ありがとう、お前すごいな!」ってちゃんと言うことは本当に素敵だし大切なことであるということ。
たくさん学びました。
さて、Nadiaの3周年でも宣言しましたが、今年は基本的なことを徹底的に強化し関わる全ての方に少しでも幸せをお届けできる組織を作り上げます。

-営業力の強化
-マネジメント力の強化
-メディア力の強化

基本的だけど大切なこと。
当たり前のことを当たり前にやりつづけること。
それをやり続けることが僕らの戦略です。

Nadiaにレシピを投稿してくださっている料理家さん、ありがとうございます。
Nadiaからお願いするお仕事を受けてくださる料理家さん、ありがとうございます。
お仕事と共に予算をお預かりしているクライアント様、ありがとうございます。
協力してくださるパートナー会社様、ありがとうございます。
そして、まだまだ4年生の未熟な経営者と共に運命を共にしてくれているOCEAN'Sメンバー、ありがとうございます。
未だ見ぬ、OCEAN'Sメンバー、早くありがとうを言いたいです!
とにかく、今年は突き抜けます。

やると言ったら、本当にやるのが、OCEAN'S。
そしてそれを実現するのがNadiaクオリティ。
最後に僕がOCEAN'Sメンバーへ! 俺達らしいことを徹底的にやろう!! ガンガンやろう!!

失敗したら・・・・・後から考えよう!

それでは本年も張り切って参りましょう!


引き続きどうぞよろしくお願いいたします!
今年もキックボクシングの試合は出ますよっ! 株式会社OCEAN'S 葛城 嘉紀

↑このページのトップヘ