最近「営業」という仕事についてあれこれ考えるのです。
僕も営業畑を歩いてきたので営業という仕事を科学していくことには非常に興味があります。
「営業はイヤ、かっこわるい」なんて言われることもたまにありますが、僕は「商売」の基礎だと思ってます。

「相手が必要としてないかもしれない商品を何でこちらから売るんですか?」 という質問がたまにあるのですが、、うーん、たしかになぁ。そりゃそうだと思っています。
しかし、営業がいないと逆にクライアントは素晴らしい商品や企画と出会うことはできない。
じゃあ、誰もが必要とする商品や企画を作れば良いじゃないか?と思っても、全てのクライアントのニーズを100%満たす商品や企画などは存在しない。 というか、そんなものがあれば教えて欲しい。

あるマーケティングの偉い人の本で「営業しなくても売れる仕組みが大事」というのを読んだ。
そりゃそうだけど無理じゃないか、少なくとも僕はそう思ってしまった。

なんなんでしょうね、「営業」ってと毎日考えるのですが。
今現在僕の中にある1つの答えがあります。
「誰もが困る瞬間がある。その時に隣に居てる人になる」ということです。
クライアントにも友達にも恋人にも家族にもバイオリズムがある。
誰しも何かを必要としている時と必要としていない時がある。
何かを必要としている時に、すっ~っと解決方法を提示する。
必要としていない時は、おしゃべりするだけ。
クライアントに対して別に自社商品を売らなくても良いし、必要なモノを見つけてあげることが「営業」なんじゃないかと。
その時に自社の商品がぴったりハマる時はそりゃ買って欲しいですけども。笑
ハマらなかったらまた次回。
その人に必要なモノを最適な瞬間に提案できることが大事だと思います。
だからやっぱり「人と人との接点」なんですね。 人なので気持ちやタイミングがある。
ノッてる時も、ノッてない時もある。
だから会って話する。
顔を見るわけです。
じゃないとわからない。
やっぱり「営業」って顧客接点なんです。
だから毎日てくてく歩いてるわけです。

「営業」って何なんだろう。
人間の話ができる仕事、それが「営業職」なんじゃないかなと思ってます。